以前、ギャンブルジャーナルの首都圏のホールから等価交換がなくなるという記事について、ブログを書きました。
どうやらその後の展開があったようです。
パチンコ「等価交換廃止」白紙への動きに騒然……業界の実態が露呈される最悪の結果に!?
千葉や埼玉で進んでいたパチンコ屋の等価交換廃止の流れが撤回されたようです。
廃止の撤回なので、要は「等価交換継続」ということですね。
なぜホールから等価交換がなくならないのか
埼玉の場合は、ある企業が等価交換廃止に賛同しなかったから…とのこと。
このある企業というのは、おそらくはホールのことだと思います。
ホールとしては等価交換を続けたいというのが本音なんでしょう。
ホールが等価交換にしておきたい理由を個人的に勝手に予想してみます(笑)
都内のユーザーを獲得できているのではないか
2015年の段階で、東京都内からは等価交換のホールはなくなりました。
ユーザーとしては当然、等価交換で打ちたいわけですから、埼玉・千葉・神奈川の等価交換のホールにも足を伸ばします。
簡単に言うと、東京が等価交換を廃止したおかげで、客足の増えたホールが少なからずあると考えられます。
低設定を使いやすいからではないか
また、等価交換だと「低設定を置いてても仕方ない」という風潮は感じられます。
もちろん、メリハリのある設定で盛り上げるのがホールに課された義務のようなもの。
ユーザーとしてもどこか「低設定を置いていても仕方ない」という気持ちはあるように思います。
逆に、換金率が低くなったら、ユーザーの目もシビアになるのは当然です。
ホールにはより繊細な設定配分が求められます。
低換金率になった場合、中間設定を上手く使って出玉を演出しないと客足は遠ざかるでしょう。
「等価交換」というだけでユーザーが集まっていた状況とは大きく異なるのです。
まだ残るであろう等価交換
こうして考えると、等価交換というのはユーザーにとってもホールにとってもメリットのあるシステムだと思われます。
廃止されるまでの数年間、都内では古くからある低換金率のホールが淘汰されて、等価交換のホールだけが残っていたのも頷けます。
いつまで等価交換のホールが残っているかわかりませんが、今後の方向性を見守るしかないですね。