今回紹介する大眼仔(ダイガンチャイ)は、以前紹介した小路とよく似た罫線です。
違いは、小路が2列前の出目の落ち方を比較すのに対し、大眼仔では1列手前となっています。
罫線の記録のつけ方・読み方は小路と同じため、小路が理解できていれば難しいことはありません。
小路の見方がまだという人は、こちらの記事を先に読んでみて下さい!
大眼仔の見方について
見方のポイントは、大眼仔では最新の出目と1列手前の出目の落ち方を比較する、ということ。
それ以外は小路とまったく同じルールです。
※引き分け(タイ)は無視する |
出目の落ち方の比較方法は小路と同じです。
では、具体的にどう記録していくのかを例を基に見ていきましょう。
大眼仔の記録方法
1列前との比較となるため、記録を開始するのは4ゲーム目からということになります。
ポイントは、最新(4ゲーム目)の出目の動きが、1列前と同じか異なるか、という点。
4ゲーム目
では、4ゲーム目の動きを見てみましょう。
今プレイヤーの連続勝利となったため、1列前の動き方と比べてみると…
①→②、③→④は同じ落ち方をしているのがわかります。
そこで、大眼仔には「正」として●を記録します。
小路と同じく、大眼仔でも●●はそれぞれ正・誤を表します。
紛らわしいですが、バンカー・プレイヤーの意味ではないので注意しましょう!
5ゲーム目
5ゲーム目はバンカーの勝利となりました。
そこで、④と1列前の②の動き方を見てみると、どちらも目が変わっていますね。
動き方が同じため、ここも「正」を記録します。
どうでしょうか?記録のつけ方が小路と同じため、わかりやすいですね。
6~8ゲーム目
では、ここからは一気に見ていきたいと思います。
まず、6ゲーム目。
ここはバンカー→プレイヤーの勝利と目が変わっていますが、1列前の動きはプレイヤー→プレイヤー勝利となっています。
そのため、落ち方が異なっているので、ここは「誤」を記録。
しかし、その後は⑥→⑦→⑧と交互に勝利が出ているので、動き方は同じです。
なので、7・8ゲーム目には「正」をつけます。
9~11ゲーム目
9ゲーム目はプレイヤーの連続勝利となっため、⑧→⑨と下に落ちていますが、1列前はバンカー→プレイヤーという動き。
そのため、記録は「誤」ですね。
さて、問題は9ゲーム目以降です。
ここは連続プレイヤー勝利となっていますが、困ったことに1列前に比較対象がありません。
そんな時は、大眼仔のルール3!
出目が比較できない場合、勝ちなら「●」、負けなら「●」を記録 |
今回、⑨→⑩→⑪とプレイヤーの勝利が続いていますから、2つとも「正」となります。
12ゲーム目
ここまでプレイヤーの連続勝利が続いていましたが、12ゲーム目でバンカー勝利となりました。
⑪→⑫は1列前に比較対象がないですから、先ほどと同じくルール3に基づいて記録します。
今回バンカー勝利、つまりプレイヤーの負けとなったので、12ゲーム目は「誤」の動きとなります。
大眼仔での出目予想
さて、12ゲーム目までの動きを見てきました。
そこで次の13ゲーム目の賭けを予想してみると…
大路ではまったく規則性を見出せませんね。
しかし、大眼仔を見てみると、綺麗に●●→●の流れができていることがわかります。
なので、13ゲーム目は「正」の動きになる可能性が高いので、再びバンカーに賭けた方が勝率が高い、となるわけです。
実際のゲームでの使い方
これは、エンパイアでのゲーム履歴です。
大路を見ただけでは流れが掴めませんが、小路と大眼仔をチェックしてみると流れが見えてきますね。
さて、次のゲームでどこに賭けようかという時に、まずは小路を見てみましょう。
パターン的に次も「誤」となりそうだけど、その前にも似たような形状で途中で切れている箇所があるので、いまひとつ不安です。
そこで、大眼仔もチェック。
すると●→●の流れがしばらく続いていますね。
これなら流れ的に次も「誤」となる可能性が高そうと判断し、バンカーに賭けることになります。
このように、複数の罫線が読めるようになると、総合的に流れを判断できるようになる訳です。
もしくは、メインとする罫線を一つ決めて、その他は補助的なものとする使い方もできますね。
罫線をいろいろと見比べて、状況を読みながら賭けると、より一層プレイが楽しくなりますよ!
バカラのルールや必勝法などについては、次の記事で詳しく説明しています。
よかったら、参考にして下さい。