平昌オリンピックのノルディック複合は、やはり前回のソチオリンピック銀メダリストの渡部暁斗に期待が集まる。
今回はぜひ、金メダルを取ってほしいと期待したいところ。
先日W88で出ていたオッズを見る限り、渡部は優勝候補ナンバーワンのようだ。
この記事では、W88でノルディック複合のオッズがどうなっているか?をしっかりと紹介したいと思う。
ノルディック複合には3つの競技
オッズの前に、まずはノルディック複合の競技について簡単な解説をしておきたい。
平昌オリンピックでは、ノルディック複合の競技は以下の3種類がある。
- 個人 ジャンプ(ノーマルヒル)+クロスカントリー10km
- 個人 ジャンプ(ラージヒル)+クロスカントリー10km
- 団体 ジャンプ(ラージヒル)+クロスカントリー(5km×4人のリレー方式)
個人戦は、先にジャンプを飛び、その飛距離をタイムに換算・・・時間をずらしてクロスカントリーのスタートを切るという方式だ。
団体戦は、4選手が1本ずつジャンプを飛んで飛距離をタイム差に換算。それに従って、クロスカントリーのリレーをするという方式だ。
どれも日本人選手は出場しているのだが、2018年1月現在、個人戦でオッズが出ていてベットできるのは、渡部暁斗・渡部善斗の2名だけになっている。
ノルディック複合個人のオッズ
2018年1月現在のW88でのオッズは以下の通り。
※( )の数値は、オッズが低い順に並べたときの順位
ノーマルヒル+10km
渡部暁斗 4.30 (1)
ジャン・シュミット 5.00 (2)
ジョン・リイバー 5.50 (3)
ヨルゲン・グラーバク 5.50 (4)
ヨハネス・ルゼック 5.50 (5)
エリック・フレンツェル 7.50 (6)
ファビアン・リースル 8.00 (7)
渡部善斗 126.00 (26)
ノーマルヒル+10km
渡部暁斗 4.30 (1)
ジョン・リイバー 5.00 (2)
ヨハネス・ルゼック 5.50 (3)
ヨルゲン・グラーバク 5.50 (4)
ジャン・シュミット 6.00 (5)
エリック・フレンツェル 6.50 (6)
ファビアン・リースル 7.50 (7)
渡部善斗 151.00(27)
今期ワールドカップでも絶好調の渡部暁斗は1/29に今期4勝目をあげている。
ますます優勝の確率は上がっているようだ。
ただ、前回のソチ五輪、ワールドカップ2012/13大会から連続優勝を続けているエリック・フレンツェルの連覇にも期待がかかるところ。
渡部が優勝できるかどうかは、予断を許さない状況だ。
ノルディック複合 団体戦
ノルウェイ 1.62
ドイツ 2.20
フィンランド 16.00
フランス 17.00
オーストリア 21.00
日本 23.00
ルール改訂によってジャンプのポイントが下がってから日本チームに不利になったと言われているノルディック複合 団体戦。
前評判はあまり芳しくないようだが、頑張ってほしいところだ。