日本人選手が中々活躍できない種目の一つが、このアルペンスキー。
そうなると、見ている側はテンション下がってしまうかもしれない。

ただ、レースとしては面白いものが目白押しなので、ブックメーカーでのベッティングはエキサイティングだと思う。
この記事では、W88のオッズで、各選手の下馬評を紹介したいと思う。

アルペンスキーの種目は?

まずは、アルペンスキーの種目をまとめたい。
アルペンスキーには男女それぞれ5種目と、混合団体戦(男子2名、女子2名)の計11種目がある。

男女それぞれにある5種目は以下の通りだ。

  • 滑降
  • スーパーG
  • 大回転
  • 回転
  • アルペン複合

このうち、滑降とスーパーGは滑降競技(スピード種目)、回転と大回転は回転競技と二分される。
アルペン複合は、滑降競技と回転競技を1本ずつ滑るものだ。

男子アルペンスキーのオッズは?

男子アルペンスキーのオッズは、以下の通りになっている。
なお、掲載したものは、W88で各種目のオッズが低い選手をピックアップしたものに、日本人選手を加えたもの。
詳しく知りたい人は、W88で確認してほしい。
(オッズを見るだけなら、会員登録などは一切必要ない。)

  • 滑降
    • ベアト・フォイツ(スイス) 4.50
    • アクセル・ルンド・スヴィンダル(ノルウェー) 4.80
    • チェーティル・ヤンスルード(ノルウェー) 5.10
  • スーパーG
    • アクセル・ルンド・スヴィンダル(ノルウェー) 3.60
    • チェーティル・ヤンスルード(ノルウェー) 5.80
  • 大回転
    • マルセル・ヒルシャー(オーストリア) 1.36
    • マニュエル・フェラー(オーストリア) 10.50
    • アレクシス・パンテュロー(フランス) 10.75
  • 回転
    • マルセル・ヒルシャー(オーストリア) 1.54
    • ヘンリック・クリストファーセン(ノルウェー) 3.60
    • 湯浅直樹 201.00

オッズを見る限り、回転競技ではマルセル・ヒルシャーが鉄板
ただ、回転の方では、ワールドカップ第8戦で優勝したヘンリック・クリストファーセンも侮れないところだ。

滑降競技では、アクセル・ルンド・スヴィンダル(ノルウェー)が軸となる展開になりそうだが、他の選手がここにどのように絡んでくるかが見もの。
特に滑降は、今シーズンワールドカップ優勝回数が、アクセル・ルンド・スヴィンダルと並んで2回のベアト・フォイツ(スイス)の争いに注目だ。

女子アルペンスキーのオッズは?

女子アルペンスキーのW88でのオッズは以下の通り。

  • 滑降
    • リンゼイ・ボン(アメリカ) 1.95
    • ソフィア・ゴッジア(イタリア) 2.95
  • スーパーG
    • リンゼイ・ボン(アメリカ) 4.00
    • ララ・グート(スイス) 5.00
    • ソフィア・ゴッジア(イタリア) 5.90
    • ティナ・ヴァイラテル(リヒテンシュタイン) 8.00
  • 大回転
    • ビクトリア・レベンスブルク(ドイツ) 2.40
    • ミカエラ・シフリン(アメリカ) 4.00
    • テッサ・ウォーリー(フランス) 5.00
    • フェデリカ・ブリニョーネ(イタリア) 8.00
  • 回転
    • ミカエラ・シフリン(アメリカ) 1.30
    • フリダ・ハンスドター(スウェーデン) 10.75
    • ペトラ・ブルホバ(スロバキア) 11.00
    • ウェンディー・ホルドナー(スイス) 11.00
  • アルペン複合
    • ミカエラ・シフリン(アメリカ) 1.44
    • ウェンディー・ホルドナー(スイス) 6.00

滑降競技は、リンゼイ・ボン(アメリカ)が、回転競技はミカエラ・シフリン(アメリカ)が圧倒的に強い。
五輪前最後のワールドカップも滑降ではリンゼイ・ボンが、回転競技ではミカエラ・シフリンが優勝しており、この流れは止められそうにない。