
こんにちは、ジョーです。
 大谷翔平がアナハイムエンゼルスへ移籍することが決定し、背番号も17と決定。
 来シーズンの活躍がとても楽しみで、スポーツベッティングもワクワク感がヒートアップする。
 エンゼルスが大谷の加入で優勝候補の一角に食い込みそうなので、今日はその辺りについて触れてみたい。

エンゼルスの最近の成績とチーム事情
エンゼルスの近年は、過渡期で苦しんでいる感が・・・
まず、エンゼルスの最近の成績だが、チーム名が「ロサンゼルス エンゼルス オブ アナハイム」に変わった2005年からの成績は以下の通り。
 (ちなみに、2016年からは短縮系の「ロサンゼルス エンゼルス」で呼ばれるようになっている)
| 年 | 順位 | 勝 | 負 | 勝率 | 
|---|---|---|---|---|
| 2005 | 1 | 95 | 67 | 0.586 | 
| 2006 | 2 | 89 | 73 | 0.549 | 
| 2007 | 1 | 94 | 68 | 0.580 | 
| 2008 | 1 | 100 | 62 | 0.617 | 
| 2009 | 1 | 97 | 65 | 0.599 | 
| 2010 | 3 | 80 | 82 | 0.494 | 
| 2011 | 2 | 86 | 76 | 0.531 | 
| 2012 | 3 | 89 | 73 | 0.549 | 
| 2013 | 3 | 78 | 84 | 0.481 | 
| 2014 | 1 | 98 | 64 | 0.605 | 
| 2015 | 3 | 85 | 77 | 0.525 | 
| 2016 | 4 | 74 | 88 | 0.457 | 
| 2017 | 2 | 80 | 82 | 0.494 | 
2005年からしばらく強い時期が続いたものの、ここ2年間は勝率が5割りを切って低迷。
 世代交代の過渡期のため、成績が残せていない様子だ。
 だからこそ、大谷に触手が伸びたのだろう。
 ただ、、、チーム事情的に、大谷には高い壁も立ちはだかっていて・・・これは後で説明する。
投手陣の強力な柱が欲しい
2017年のチームの先発陣を勝ち数順で並べてみると・・・
| 選手名 | 試合 | 勝 | 負 | 防御率 | 
|---|---|---|---|---|
| J.C.ラミレス | 27 | 11 | 10 | 4.15 | 
| パーカー・ ブライドウェル | 21 | 10 | 3 | 3.64 | 
| ジェシー・ チャベス | 38 | 7 | 11 | 5.35 | 
| リッキー・ ノラスコ | 33 | 6 | 15 | 4.92 | 
| マット・ シューメーカー | 14 | 6 | 3 | 4.52 | 
こんな感じで、2桁以上の勝利をあげた投手が2人だけ、防御率3点台も一人だけとなっていて、投手陣の強化が必須な状況だ。
ここに大谷が加わって何勝できるのか?がエンゼルスの成績に決定的な影響を与えるのは言うまでもない。
打者のラインナップも、今ひとつインパクトに欠ける
今度は打者を見てみよう。
エンゼルスの打撃陣で3割を打っているのは、センターのマイク・トラウトただ一人。
 本塁打が30本を超えているのは。このマイク・トラウトとレフトのジャスティン・アップトンの2人。
 打点が100打点を超えているのは、同じくジャスティン・アップトンとDHのアルバート・プホルシの2人。
あまり強力な打撃陣とは言えないと思う。
ただし、大谷がこの中に食い込めるのか?については別。
 DHのプホルスは、近年は体力の衰えとともに成績が落ちているとは言え実績が十分。
 (スポーツサイトESPNが、「史上最高のメジャーリーガーTOP125」を選んだ時の19位にランクイン。)
 その上に年俸が2700万ドル(約30億6450万円)、プホルスを完全に退けて大谷がDHに入れるかは微妙だ。
また、大谷が守れる外野には、上にあげたマイク・トラウトとジャスティン・アップトンのほか、ライトのコール・カルフーンの年俸も850万ドル(約9億6475万円)と、レビュラーを外しづらい高額プレイヤーなのだ。
ウィリアムヒルのオッズは?
では、ウィリアムヒルでのエンゼルスのオッズはどうなっているだろう?
 オッズが低い順、つまり優勝確率が高いと思われている順に並べると、なんと全40チーム中11位だった。
これは、そこそこ可能性があるということだろうか?
しかも、オッズは23倍。
 1万円ベットしたら23万円になって戻ってくる倍率だ。
ちなみに、この倍率の上位を見ると、やはり、ドジャース、ヤンキース、アストロズ、インディアンスというのは、順当に人気が高い。
マエケン、ダルビッシュのドジャース、マー君のヤンキースに、大谷のエンゼルス・・・日本人プレイヤーを応援しながら、MLBにベッティングして楽しむのも良さそうだ。
以下、参考までに、2017年12月10日現在の倍率を掲載するので、よかったら参考にして欲しい。
| チーム名 | 倍率 | 
|---|---|
| ロサンゼルス・ドジャース | 7 | 
| ニューヨーク・ヤンキース | 7.5 | 
| ヒューストン・アストロズ | 7.5 | 
| クリーブランド・インディアンス | 8 | 
| シカゴ・カブス | 11 | 
| ワシントン・ナショナルズ | 11 | 
| ボストン・レッドソックス | 15 | 
| セントルイス・カージナルス | 21 | 
| アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 23 | 
| ニューヨーク・メッツ | 23 | 
| ロサンゼルス・エンゼルス | 23 | 
| トロント・ブルージェイズ | 29 | 
| サンフランシスコ・ジャイアンツ | 34 | 
| ミルウォーキー・ブルワーズ | 34 | 
| コロラド・ロッキーズ | 41 | 
| シアトル・マリナーズ | 41 | 
| タンパベイ・レイズ | 41 | 
| テキサス・レンジャーズ | 41 | 
| ボルチモア・オリオールズ | 67 | 
| アトランタ・ブレーブス | 81 | 
| ピッツバーグ・パイレーツ | 81 | 
| ミネソタ・ツインズ | 81 | 
| カンザスシティ・ロイヤルズ | 101 | 
| シカゴ・ホワイトソックス | 101 | 
| フィラデルフィア・フィリーズ | 101 | 
| マイアミ・マーリンズ | 101 | 
| オークランド・アスレチックス | 151 | 
| シンシナティ・レッズ | 151 | 
| デトロイト・タイガース | 151 | 
| サンディエゴ・パドレス | 201 | 

