「闇カジノ」や「闇スロ」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
普通に生活しているなら、おそらくそれは摘発のニュースで聞くことになるでしょう。

当然のことながら、闇カジノや闇スロは違法です。
進んで利用する人は滅多にいないでしょうけど、意図せず巻き込まれてしまう可能性も。

そこで、摘発事例などを参考に、闇カジノや闇スロの実態を簡単にまとめてみます。
自分の身を守るためにも、少しでも参考にしていただければと思います！
もちろん僕は関係者ではないので、あやふやのところもありますが…。

闇カジノ・闇スロとは

闇カジノとは、日本国内で営業している換金可能なカジノのこと。
IR法（カジノ法）の動きもありますが、現在の日本においては換金可能なカジノは全て違法。
中にはインターネットを使ったものも。
一部の公営ギャンブルを除き、営業として行っているあらゆるギャンブルや賭博が摘発対象です。

闇スロ（または闇パチ）は、違法に営業しているパチスロ屋（またはパチンコ屋）です。
一般のホールでは、公安に認められているパチスロ台しか設置することができません。
そこで、ホールにはもう設置できなくなってしまった、かつての人気機種などを使った違法な闇スロ店が存在しているのです。
あるいはレートを高く設定したものですね。
これらも当然ながら、摘発対象です。

闇カジノ・闇スロの客

「芸能人やスポーツ選手が闇カジノで違法賭博」というニュースを聞いたことがあるかと思います。
違法薬物と同じで、芸能人やスポーツ選手は「お金を持っていて口が堅い」ということで、闇カジノなどのターゲットになることが多いようです。

著名人の逮捕はマスコミも大きく取り上げがち。
しかし、これはあくまでも氷山の一角。

他には会社経営者や実業家、ホストやホステスなど。
中には普通のサラリーマンもいるようです。

わかる限りの客層から推察するに、成金っぽい急にお金を持った人が対象になっている気もします。
そもそも本当のお金持ちなら海外のカジノに行きますしね。

闇カジノ・闇スロのリスク

闇カジノなどの違法ギャンブルには、常に逮捕のリスクがつきものです。
逮捕されるだけならって思うかもしれませんが、逮捕されるということは職を失い、財産を失い、家族を失い、友人を失うということ。
そこまでして得られる対価は大きいのでしょうか。

トラブルがあっても警察を呼べない

闇カジノなどでは、何かトラブルがあっても警察を呼ぶことはできないと考えられます。
外からは完全に遮断された空間で、怪しい人たちに囲まれて、警察を呼べますか？
お金を失うだけで済むと思いますか？
そこで起こる全てのことは自己責任なのです。
誰も助けてくれません。

そもそも勝てない

闇カジノや闇スロは高レートのイメージがあるかもしれません。
実際にそうなのかもしれませんが、そもそもそこまで勝つことは難しいでしょう。

腕の立つディーラーであれば、イカサマをするのは容易なこと。
公平性が求められるような海外のカジノなどとは違って、そもそも闇カジノは無法地帯なのです。
初心者やお金を持っているVIPには適度に勝たせて楽しませる、ということもあるでしょうけど、それ以外からは基本的に絞るだけ。
逮捕されるリスクを負ってまで、闇カジノに参加するメリットは大きいとは思いませんね。

闇カジノや闇スロから身を守るために

闇カジノや闇スロを運営している側からすると、やはりお金を持っている人がターゲット。
「自分は関係ないからいいや」ということではなく、常に巻き込まれる可能性はあると考えておいた方が良いでしょう。
僕も詳しい実態までは知りませんが、摘発例などから推測できる限りでまとめておきます。
身を守るためには、実態を知っておくことも大切です。

闇カジノや闇スロは誰がやっている？

お察しの通り、運営している人のほとんどが暴力団関係者。
単純に儲かりそうだからということでやっている実業家もいるようですが、やはりバックには暴力団関係者がついていると考えられます。
闇カジノなどで負けが込んでくると、不当な借金を負わされることもあるかもしれません。
VIPな客は生かさず殺さずなのかもしれませんが、ただのカモならそれなりの扱いになるでしょうね。

闇カジノや闇スロはどこでやっている？

東京や横浜を中心に、名古屋・京都・大阪・神戸・福岡などの繁華街で摘発されている事例があります。
雑居ビルやマンションの一室で行われていて、もちろん看板は出ていません。
また、摘発を逃れるために、一定期間で転々と移動しているところもあるようです。
扉が不自然に頑丈そう、ということはあるかもしれませんが、基本的には外から見てもわからないようになっています。
表向きは合法なカジノバーだけどVIP客は裏で換金…なんてこともありそうです。

闇カジノや闇スロはどうやって客を集めている？

闇カジノや闇スロは違法営業であるため、大々的に客を集めることはありません。
そのため原則としては、関係者や常連の知り合いでなければ入ることはできないと考えてよいでしょう。
よっぽどのお金持ちであれば、向こうから声がかかってくると思いますが…。

完全な一般人が巻き込まれるケースとしては、キャバクラなどのキャッチですね。
職業柄、闇カジノの情報を持っている、もしくは闇カジノの情報を持っている人物と繋がっている可能性が高いようです。
カモだと思われたら誘われるかもしれません。

まとめ

現在の日本には、東京オリンピックに向けて合法のカジノができそうな流れがあります。
もちろん海外のカジノに行ったり、日本にいながらもオンラインカジノで遊んだりもできますし、パチンコや競馬もまだまだ健在です。
わざわざリスクを負ってまで闇カジノや闇スロに行くことはありません。
違法薬物と同じで「ちょっとだけなら…」という甘い気持ちが取り返しのつかない事態を招くこともあるのです。

この記事にたどり着いてこの記事を読んでいるということは、何らかの形で闇カジノや闇スロに興味を持った方だと思います。
ギャンブル自体を否定することはありませんが、ルールの中で安心安全に楽しんでこそです。
その中でもたまには大勝ちできますし（笑）
健全なギャンブルライフを楽しんでいきましょう。